365歩のマーチ(2018/05/27 第16節 vs.カマタマーレ讃岐)
2018.05.25 Friday
今季初開催の下関。
カマタマーレ讃岐を迎えての一戦です。
おいでませ下関へ!
カマタマさん、実は下関初見参ではないんです。
さかのぼること…あれは、2010年のことでした。
山口国体の1年前、山口全社での決勝戦がここ下関で開催され、長野パルセイロを2-0で破り見事に優勝しています!その勢いそのままに、地域決勝も優勝し、JFL昇格を果たします。当時、羨望のまなざしを向けていたのを覚えています。
当時を知るのは、讃岐の北野監督だけかしら?…と、考えながら上を見上げると…あ、石原GMもですね。(不安そうに戦況を見つめ中?)
その後、レノファに移籍してきた飯塚選手など、当時の讃岐の選手達、非常に印象に残っています…。
ちなみにレノファは、2回戦敗退でした…って、昔話をつらつら書き続けるわけにも行きませんので、そんな先輩クラブとの下関での戦いを振り返って参りましょう!
昨シーズン、レノファに所属していたパクチャニョン。今節は、ベンチスタート。
アップ終了時に、トリ君とご挨拶。
レノファは、前節大分戦からスタメン変更なし。
讃岐のスタメン。原、木島の2トップは驚異。高木和正が、久しぶりにベンチ入り。
レノファボールでキックオフ!
すっかりスタメンに定着した池上。タメを作って走り込んできた鳥養にパス!
讃岐DF陣が、間一髪シュートを撃たせない!
こぼれ球を、前が狙う。
戦前の予想通り、讃岐は、4-4-2で自陣をしっかりブロック。カウンターを狙ってきます。
対するレノファは、讃岐の守備陣形を前後左右に揺さぶり、シュートコースを作り出すのか、注目してみていましたが、なかなかうまくいきません。
逆に、何度もカウンターからピンチを招きます。
この場面は、藤嶋のファインセーブでなんとか失点を防ぐ!
渡辺のヘッドもGK正面。
池上の折り返しも、中には合わず讃岐DFがクリア。
大崎が、空いたスペースでパスを受けターン。
右足を振り抜くも、サイドネット。
讃岐は、粘り強い守備、素早いカウンターに徹底。
対するレノファは、運動量、パスや判断のテンポ、パスやシュートの精度、どれも及第点とはいかず…。
讃岐のゲームプラン通りに経過していましたが、、、
前半終了間際、レノファは自陣でのクリアボールを大崎が繋ぎ、高木が讃岐ゴール前へドリブルで侵入。
シュートを選択するかと思いきや、逆サイドを駆け上がってきたオナイウへ。ほぼ同時に讃岐DF陣も帰陣。
チャンスは途絶えたかと思いましたが、、、そこに猛然と駆け上がってきたのが、アンカーの三幸!
レノファが先制点をあげます!
守備陣も、センターサークルで祝福!
悪いながらも、1-0とリードして折り返します。
前半終了も笛を聞く前に、そそくさとロッカールームに下がる霜田監督の姿に、監督のこのゲームに対する思い、不満が見て取れました。
後半開始とともに、讃岐は高木と森川を投入。
高木のシュートを池上がブロック。
試合中何度もやり合っていた小野瀬と麻田。見ていて楽しいマッチアップでした!
麻田くん、若くて体格も良いし、将来が楽しみな選手ですね!
オナイウのヘッドは、クロスバーを直撃!追加点とはならず…。
ゴール前にクロスを入れるも、山下にはあわず、讃岐武田がクリア!
讃岐も何度も得点チャンスを作りますが、この場面は、藤嶋のセーブで事なきを得ます。
レノファは、今季初出場高柳を最後のカードとして投入。試合をクローズさせにかかります。
AT4分の表示。
野田主審の笛・・・試合終了!1-0で讃岐を下し、2位をキープ。
北野監督のコメントの中でふれられていたが、讃岐の戦いぶりにレノファサポーターから拍手をいただいたというものがあった。
ここまで、勝ち点10で最下位に沈んでいる讃岐。しかし、このゲームに限って言えば、自らのゲームプラン通りに遂行し、最後まで走りきる素晴らしいチームだった。
昨シーズンのレノファも、なかなか勝ち点を積み上げられず苦しいシーズンだったので、讃岐サポーターの皆さんの気持ちも痛いほどわかる。
個人的にも「縁」あるチームなので、ぜひ踏ん張ってもらいたい。
10月の対戦も楽しみにしています!
対するレノファ、5月を3勝2分で乗り切り勝ち点を31に伸ばした。
今日の試合を、3/31の山形戦以来の無失点で凌いだことも嬉しいトピックスですね。
しかし、課題はまだまだたくさんある。
監督もそう話しています。
課題があるということは、伸びしろもあるということ。
「3歩進んで2歩下がる。」
試合をこなすごとに、失敗も成功も選手達の成長の跡が見えて楽しいですね!
次節も「ともに戦おう!!」
ではまた!
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